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オリジナルTシャツを作るならぷりん太 看板犬達の福丸劇場第二幕 第8話
ラブラドールがエサを食べなかった日
これはラブラドールの食欲がもたらしたお話です。
▲自ら突っ込んだエサ袋が抜けなくなり困っている福丸
■拾い食いで一晩苦しんだラブラドール
朝、奥さんから「福が餌を食べない」と。
そう聞いて、反射的に言ったのは「病院に連れて行け!」でした。
福丸がエサを食べないと言うのは、それほどの大事件なんです。
横たわって、どうにも苦しんでいる姿の福丸が目の前にいます。
何と言いますか、極度の呼吸困難気味です。
・激しく吐いていたラブラドール
奥さんが言うには「大量に吐いた後があった」と。
「風邪か?」と思ったのですが、真夏です。
「エアコンの当たりすぎか?」とも。
しかし、潤沢な皮下脂肪を備えた福丸です。
エアコンごときで体調を崩すような、柔なラブラドールではありません。
・また吐いた(2回目)
とりあえず、息苦しそうな福丸の背中をさすっていると、また大量に吐きました。
その時、胃液と一緒に「13cmほどのゴツいトウモロコシの芯」をゴロッと吐き出しました。
「何だこれは??」と。
奥さんに「家でトウモロコシ食べたか?」と、確認しても食べていないと。
これは高確率で散歩時の拾い食いだろうなと。
福丸は散歩中あちこちに頭を突っ込んでいるんですが、その時か?と。
しかし、よくこれを丸飲みしたなと。
店長「何でこんな物(トウモロコシ)を飲み込んだ?」
福丸「そこ(道端)にトウモロコシがあったから…」
店長「なるほど…」
0歳時にもオヤツの軟骨を丸呑みして死にかかっているはずなのですが。
・トウモロコシの芯を吐いた瞬間から元気になったラブラドール
奥さんが「病院に連れて行く?」と聞いてきましたが。
「放っとけ。 こいつは獣だから持ち直す」
事実、福丸はトウモロコシを吐き出してからスヤスヤと寝始めたので。
■翌日、ラブラドールの体調は?
翌朝、福丸の様子を奥さんに聞くと
「おかゆを作ってあげたらペロッと食べた」と。
普段通り元気な福丸が尻尾をブンブン振り、ヘラヘラと部屋の中を闊歩しています。
しかし、ラブラドールの食欲と言いますか、食べ物への執念は見上げたものですね。
福丸「昨日はとんでもない目にあった…」
▲食への飽くなき追求が止まらない福丸(息子の夕食を狙う3匹)