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福丸劇場【第11話】
ルナ登場
犬種:ホワイトシェパード
生年月日:2019.1.18
名前:ルナ
性別:メス
世話係:奥さん
位置付け:2019.2月に亡くなったジョーの後釜
性格:好戦的、対人恐怖症

▲登場初期のルナ(生後約55日)
なぜホワイトシェパードなのか?
奥さん「真っ白い大きな犬が飼いたい」
とは、昔から言ってはいたのですが。
確かに、過去にも何度か「ホワイトシェパード」という言葉が、奥さんから出ていたんですよね。
ジョーが亡くなった後に、チワワを物色していた店長
個人的には保健所の犬を引き受けても全然よかったんです。
でも、奥さんはチワワ好き(だと思っていた)なので、内緒で売れ残りチワワの下見をしていました、愛妻家ですから。
ジョーが亡くなった時は、奥さんが「すごく泣いていた(息子談)」そうなので。
奥さんには「また犬を飼ってもいい」と言っていたので。
チワワをだったのですが。
ちょっと話が変わってきだしたなと。
奥さんの希望はどうしてもホワイトシェパード
最初に話を聞いた時は
店 長「シェパードか。 ユズ(娘)のボディガードでもやらすか。 もうすぐ5歳で年頃だし…(心配性の店長)」
と、最初こそ一定の理解を示していたのですが、どうしても福丸との1年間の記憶が蘇ります。
奥さん「違う、違う。 ホワイトシェパード」
店 長「ホワイト?」
奥さん「白いシェパード。 性格もフレンドリー」
店 長「戦えない犬はダメだろ。 番犬にもならない。 と、いうよりやっぱり大型犬はもういい」
奥さん「えーっ?」
店 長「それにフレンドリーな大型犬の子犬なら家に居るじゃないか」

▲フレンドリーで戦えない大きな子犬
奥さん「もう1匹いても一緒じゃない?(全く福丸の面倒を見なかった人の発言)」
店 長「一緒じゃ無い! ハッキリ言うぞ。 大型犬はチワワと違って体力的にも苦労が多い。 体重も重くて持ち上げれない(福丸41kg)。 腰壊すぞ。 やめとけ」
奥さん「そんなことないって(根拠がない)」
店 長「そこまで言うなら、福丸を持ち上げてみろ」
試しに奥さんが抱えようとしても、福丸はビクともせずヘラヘラしています。
店 長「散歩だって1回40分。 40分は長いぞ?それを1日2回」
奥さん「大丈夫って(やっぱり根拠がない)」
店 長「物じゃないぞ。 事故や病気でもしない限り10年は生きるぞ。 ダメだったら返品や中古で売るとかの話じゃないぞ」
奥さん「面倒見れるって」
店 長「……。 俺はこの話に1ミリも関わりたくない」
反対し続けた店長
福丸との1年で地獄を見た店長は、大型犬の子犬との1年を繰り返したくなかったので
店 長「何も分かってない」
と、日々反対です。
小型犬と大型犬のランニングコストの違いを改めて説明したり。
繰り返しになりますが、奥さんは福丸の面倒を見ていませんからね。
ただ、福丸と遊びたい時に遊んでいただけの奥さん。
それでもホワイトシェパードを諦めない奥さん
毎日のようにホワイトシェパードの話を続ける奥さん。
店 長「一体、何なんだ?」
と、少し不気味になってきた店長。
ついに福丸まで使ってホワイトシェパードをアピールしだす奥さん
奥さん「見て見て。 このホワイトシェパードかわいいー」
と言いながら、店長と息子に見せてくれた奥さんのホワイトシェパード愛が溢れる1枚はコチラ↓

▲ホワイトシェパードされる福丸
息 子「……」
店 長「いや、どう見てもブサイクだろ」
心底お母さんに呆れた息子と、氷のように冷めている店長です。
ここら辺から息子も少し引き始めます。
息 子「お父さん、本当にもう1匹大型犬いる? 福もいるのに…」
この後も念仏を唱えるように「ホワイトシェパード、ホワイトシェパード」と繰り返す奥さん。
もはや家庭崩壊の1歩手前のレベルです。
家庭相談所に奥さんを通報しようかとも思ったんですが…。
家庭崩壊を防ぎ子ども達を守るため条件付きで折れた店長
1.この犬の面倒は奥さん以外誰も1秒も見ない
2.散歩をサボらない
3.どんな形でも家族に絶対絶対迷惑をかけない
ある日、突然家にいたホワイトシェパード
ある日(2019.3.30.PM14:未明)、2階に行くと白い子犬が娘と寝転がっていました。

▲初対面時は寝ていたルナ

▲「寒そうだから」とフリースをかけてやる息子
店 長「ついに来たか。 なんだかんだ言っても子犬はカワイイなぁ」
とは一瞬も思わず、そのまま素通りです。
奥さんには一瞥しただけで話しかけません。
名前は「ルナ」
「ルナ」という名は奥さんがつけました。
なぜか名前の相談もされたんですけど
奥さん「ねぇ、どんな名前がいい?」
店 長「招かれざる客」
奥さん「もぅ、真面目に考えて」
店 長「冗談っぽいか?」
ルナという名前の由来は知りません。
出身県も関心ありません。
個人的に知っているのは、このホワイトシェパードは性別がメスで、ワンワンと鳴くということだけです。
店長は今現在も、ルナとは一定の距離を取るようにしています。
ソファーに座っていると、何を勘違いしてかホワイトシェパードの子犬が店長の膝に飛び乗ってきます。
店 長「こっちに来るな。 向こうに行け」
と、あしらっても向こうに行ってくれず、むしろ膝の上で丸まると…。
飼い主に似て空気が読めない子犬です。
昔から微妙に動物と相性がいい店長
別に動物に好かれている自慢ではないんですけど、店長は昔から妙に犬や猫に寄って来られる傾向があります。
過去には凶暴で有名な猫があっさり懐いて、飼い主さんや周囲に驚かれたこともあります。
しかしです。
よく誤解されるんですけど、店長は愛犬家ではありません。
過剰な扱いや、自分から近寄るとかしません。
忠犬ハナに対してでさえもしません。
犬達とは家族の一員みたいに暮らしているだけでして。
現実に犬達は家に居るんで。
もう10年以上犬達と暮らしているんですが、実は今もって犬のことは詳しくないんですよ。
福丸を飼い出してからは、以前より犬のことを質問される機会も増えたのですが、
店 長「わからない…」
と、言っています。
犬の知識は奥さんの方が豊富です。
家に来たのは大人しくなく、小さくないホワイトシェパード
最終的に(不本意ながら)OKを出した時に
店 長「とっても大人しくて、とってもとっても小さなホワイトシェパードを厳選してほしい。 家族のためにも…」
奥さん「性格は穏やかでフレンドリー」
店 長「聞くのもバカバカしいけど、福丸より小さいよな?」
奥さん「ブリーダーさんが言うには、兄弟の中でも大人しくて怖がりの小さな女の子」
店 長「それは良かった」
全て嘘だった奥さんの説明。
揺るぎない証拠がコチラ↓

▲毎日のようにホワイトシェパードに襲われる福丸
ルナの性格は福丸の子犬時代よりもさらにアグレッシブです。
生後約5ヶ月半であっさりと福丸と同サイズに育った、大変気が強く好戦的なホワイトシェパードの女の子。
▲今現在、福丸を超えているルナ
奥さんはこの犬を本当に面倒見れるんでしょうか?
しかし、福丸も福丸で噛み付かれながらヘラヘラして…。
なぜ強烈な一撃を返さないのか。
しかし、大型犬同士だからか福丸とルナは仲が良さそうな気がします、多分
ルナが落ち着くまでは福丸に犠牲になってもらう予定です。
店 長「福、ハナも高齢で弱り気味(ジョーが死んで更に元気がない)だからルナの教育係ができない。 お前が責任を持って面倒見てくれ」
福 丸「イヤかも…」
次回の福丸劇場は
「第12話 ホワイトシェパードがもたらした悲劇」
にでもなりそうですね。
もう、やってられないです。