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福丸劇場【第12話】
ルナが登場して
ホワイトシェパードがもたらした悲劇。

▲ドッグランでのルナ(生後約半年)
▲一緒に行っている福丸
頼まなくてもすくすく成長しているホワイトシェパード。
今日も元気に、飛んだり跳ねたり福丸に噛み付いたり、何かを壊しまわるホワイトシェパード。
帰宅すると、階段にホワイトシェパードが散らかした物(娘の靴、洗面器、スリッパ、犬の玩具など)が散乱していて、階段を上る店長の足取りは日々重たいです。
散歩が恐怖なホワイトシェパード
なぜか家族以外の人間には極度の対人恐怖症なので、気の毒なほど散歩を怖がるホワイトシェパード。
対人恐怖症を治すために、奥さんがドッグランに連れて行っているのですが…。

▲家で行う散歩の練習に全力で抵抗するルナ
ホワイトシェパードの問題のある振る舞い
・店長には一切迷惑をかけない前提で登場したはずなのに、生後半年過ぎるまで昼のエサは店長から貰っていたホワイトシェパード。 昼のエサがの時間が近づくと、部屋のドアが外れそうになる程の体当たりをして、エサを催促してきます。
・なぜか店長の仕事部屋に遊びに来ては、コッソリと何かを持って帰るホワイトシェパード。 ついでにラブラドールも一緒に来て仕事部屋をウロウロします。
・壁紙も引き裂くだけではなく、壁材(木材部分)まで破壊するホワイトシェパード。 もはや壁紙を張り替えるのレベルじゃなくなったように思えます。
・福丸が滑って股関節を痛めないために、店長が時間をかけてDIYを行なって敷いてやったクッションフロアを、ビリビリに引き裂きまわったホワイトシェパード。 発見時にかつて無いほど激怒した店長を見て、全速力で逃走したホワイトシェパード。
・ハイテンションな時は、事もあろうか店長に体当たりを仕掛けてくるホワイトシェパード。 体当たりしてくる33kgの塊を外受けで捌く日々です。
と、予想通りの振る舞いを展開し、最高の憎まれ役を演じてくれているホワイトシェパードですが、まだまだ子どもなだけで性格は良いですよ、多分。
意外と、店長の帰宅時には福丸を出し抜き、真っ先にかなり激しく出迎えてくれたりします。
ハナの逆鱗に触れたホワイトシェパード
我が家の犬達のTOPはハナなんだと言う事を身を以て知ったルナ。
ある日、ルナの顔が少し出血しています。
奥さんが言うには、ハナがのんびり昼寝をしていたところ、ちょっかいを出して返り討ちにされたと。
店 長「よくやった、ハナ」
思っただけで声に出しては言わなかったんですけどね。
その日以来、ルナはハナを異常に怖がっています。

▲老いてもTOPの座に君臨するハナ
ルナに捕獲されたリク
ルナも基本的には優しい犬なんですけどね。
たまにギラっとした表情を見せるルナはやはりシェパードです。
我が家は別に豪邸ではないので、4匹の犬達が所狭しとウロウロしています。
ある日、ソファーに座っていると目の前をホワイトシェパードが横切ります。
店長は映画の鑑賞中だったのですが、その時は何か違和感がありました。
よくよく見直すと、リク(チワワ)の背中をくわえて自分のキャリーに入って行こうとしています。
リクはグッタリとして、無抵抗なまま連れ去られていきます。
店 長「ルナ、ちょっと待て。 リクはオモチャじゃないぞ。 …もしかして食べるつもりか?」
さすがにチワワを救出したのですが。
リ ク「毎日がしんどい…」
リクも大型犬ズとは仲が良いんですけど、全然小さいので大変だと思います。

▲そうは言っても一緒にいることも多々ある2匹
ルナに押され気味の福丸

▲ソファーから福丸を蹴落し中のルナ(登場初期)
ここでホワイトシェパードと互角にやりあえる相手として期待されるのが我が福丸ですが、何だか頼りないと言いますか。
性格が優しいので攻撃されてもヘラヘラしながら耐え、意図的に手加減していますね。
「手加減するな、福!」と思うのですが、ルナは女の子ですから仕方ないですね。

▲ソファーに福丸が横たわっていても

▲福丸を追い払うルナ

▲決してオモチャを譲り合わない2匹(手元に引き寄せるルナ)
大暴れしてどうにもならない時は店長の出番
飼い主の奥さんがホワイトシェパードを放任しているので、なぜか店長の出番です。
店 長「おい、お前いい加減にしろ」
と、言いながらルナを持ち上げると
ル ナ「ピーピーピーーーーーー」
と、被害者のような悲鳴をあげ体をバタバタさせますが、床に降りると店長の左右に回り込みながらピョンピョンとジャンプしたり、足の間を8の字にグルグル回るという挑発行為が後を絶ちません。
機敏すぎるホワイトシェパード
ルナは間違いなく大型犬ですが、かなり身が軽く機敏です。
我が家のホワイトシェパードは中型犬と同様のフットワークの軽さを見せてくれます。
ジャンプ力も立派で店長の身長171cmに軽く届きます。
スピードも福丸みたいにドスドス走り出すのではなく、一瞬でトップスピードに達する、なかなかのアスリートな動きを見せてくれます。
パワーのある福丸が勝てない理由は、ルナのスピードについていけないのも大きいです。
奥さんは今後、このホワイトシェパードをどうするつもりなんでしょうか?