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福丸劇場【第13話】
福丸との散歩 後編
先日の奇跡(座れ、待て)を経験した店長は、今までのように嫌々散歩に行くのではなく、福丸をコントロールする事が前提となりました。

▲夏場は涼しい時間帯に行きます(AM4:30)

▲早朝の散歩に連れて行ってもらえる果報者の福丸
散歩バージョン1.0 -リードでコントロール-
まずは、先に先に行こうとする福丸をリード(散歩用のロープ)でコントロールする事から始めました。
先に行きすぎた場合:↓↓
右に曲がる場合:→→
左に曲がる場合:←←
遅れている場合:↑↑
と、リードをチョンチョンとコントロールする事で福丸を意のままに操ることに成功しました。
また、車が危ないので左側を歩かせるのも教えました。
店長の右側に移動した時は、自分の左膝をポンポン叩いて
店 長「ここ」
と言うと、店長の左側に回り込んで来て回れ右をして定位置につきます。

▲娘と一緒に信号待ちを座って待つ福丸
散歩バージョン2.0 -声でコントロール-
福丸との散歩は更に進化します。
これは、手抜きというより、冬場は寒いのでポケットから手を出さないためです。
手袋をしていても、寒がりの店長からしたら冬場の散歩は厳しいので嫌なんです。
「待て」「止まれ」「座れ」「ここ」「来い」「ダメ」などなど、声でも散歩中に困らない程度はイケます。(たまにいうこと聞かない時もあります)
知らない人が見たら、独り言を言いながら散歩しているように誤解されがちなので、細心の注意が必要です。
ほぼストレスフリーになった福丸との散歩
長かったですね、ここに来るまでが。
やはり福丸(ラブラドールレトリバー)は盲導犬やっているだけはありますね。
躾け教室も本気で検討したんですけど、意外と何とかなりました。
こうやって振り返ってみても、福丸が落ち着くまで散歩が一番大変でした。
福丸との散歩から学んだこと
学んだことは「忍耐、我慢」です。
それが全てで、他には何もないと。
お互いに根気が必要だなと思いましたが、これを無事に終えたから今は普通に散歩に行けるんですよね。
しかし、福丸の学習力と我慢強さも大したものですが、この手の行為は教えている人間様の方が先に嫌になるんじゃないんでしょうか?
これは人間様が教えないといけないことで、犬に責任は無いと思うんですよ。
人間様が勝手に飼っているだけなんで。
何度も何度も、毎日毎日、朝晩繰り返して出来るようになったのですが、継続するって大変ですね。
福丸劇場も最初は後悔
この「福丸劇場」も、たかが週に一回の更新ですが、土日はいつも何かに追われながら何かを書いています。
店 長「こんなの始めるんじゃなかった」
というのが、開始後間もない頃の偽りのない本音です。
散歩も福丸劇場も我ながらサボらずによく続いているなと思いますが、何事(犬を飼う、福丸劇場)も簡単に始めたらダメだなと痛感しますよね。

▲雨の日は散歩がないので退屈な福丸