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福丸劇場【第2話】
福丸2019年2月1日で無事に1歳になるのですが大変でした。
▲1歳になったばかりの頃。
ドキュメンタリー番組や、映画のような感動話も無く。
これを最後に子犬の面倒は見ません。
「子犬は可愛い」
とは誰が言い出したんでしょうか?
仕事場を事務所から自宅に移してまで面倒見ていましたから。
店 長「そうまでしてこの犬を見ないといけないのか?」
と思うほどです。
自分の子供達でも、ここまで面倒見ていませんよ?
子犬はエサを日に3回あげないといけないらしくて
店 長「何で3回なんだ?」
みたいな感じで。
育ち盛りですから8月まで朝昼晩の3回と。
この頃は特に苦い思い出しかありません。
当時の本音はこれに限ります。
「誰かラブラドールレトリバーの子犬、いりませんか?」
仕事場が家になってしまった
面倒見ないといけなかった影響で、現在では職場が完全に家の仕事部屋に移行しつつあります。
Macや机も買いこみ、少し工事もして…。幸いに部屋は余っているので。
結果、結構快適だったりします。
のびのび働けるというか。
気分転換に福丸と散歩に行ったり。
福丸の登場でライフスタイルが若干変わりつつも、ハナの協力もあり、福丸も少し大人になりました。
なってくれました。
成長の記録
初期の福丸(生後3~4ヶ月)
この頃の福丸は寝てばかりでした、今もですが。
起きている時は壁紙引き裂いたり、床を攻撃したり、色々噛み壊したりでとんでもなかったです、今でもたまに。
この頃は特に「結構寝てた」という印象が強いです。
初期は寝るのが仕事だった福丸
▲この黒いソファーは破壊されたので捨てました。
▲今は仲良しですが福丸にはよく跳ね飛ばされていました。
▲まだまだチビッ子だった福丸。
▲子供たち(特に息子)は身近な友達です。
▲リク(チワワ)と仲良くなりだした頃。
▲ハナは当時から苦手ですね。
▲ジョーは福丸を相手にしませんでした。
▲しかし寝てましたね。
こんな感じでした。
家では大暴れしていましたが、動物病院の先生が言うに福丸は
獣 医「福丸くんは性格がすごく良い」
↑獣医の先生のコメントは嘘でしたが。
「性格の良い」福丸が店長にしてくれた事
4月位だったと思うんですが、福丸が家で死にかけたのは覚えています。
死にかけた原因は「犬用オヤツを丸呑み」です。
食べ物に関するあたりが期待を裏切りません。
しかも、最後は恩を仇で返してくれて。
「飼い犬に手をかまれる」とは、このことを言います。
休みの日に店長を置き去りにして、奥さんと子供たちが出掛けていった日です。
家で犬達と留守番していると、奥さんから電話がかかてきて、話をしている時です。
奥さん「福ちゃんは元気?」
福 丸(気がつけばソファーに置いてあったパーカーを必死にガジガジと噛んでいる)
店 長「元気…。ところでソファーにあるパーカーは誰のだ?」
奥さん「それ、ゆずちゃんの小さくなったパーカー。ピンクのじゃない?」
店 長「(ズタズタにされているパーカーはグレーですが)いや、最近は目が疲れ気味なのか、物の色が違って見える。例えばパーカーの色とか…」
自分の知る限り、当時この家でグレーのパーカーは奥さんしか着ていませんでしたから。
などと話をしていたら、今度は足元で福丸が必死にゴロゴロ回転しながら何かを食べています。
店 長「福丸に何かやったか? 白っぽいものを必死にカジっている」
奥さん「それ軟骨。福ちゃんのオヤツ。気に入ってそう?」
ここら辺から福丸の動きがバタバタしながらのたうち回るに変わってきます。
店 長「これ、食べても大丈夫か?」
奥さん「ちゃんと消化するけど…」
店 長「いや…福丸の動きが結構おかしい」
この時ですね、福丸がだんだん動かなくなったのは。
これはちょっと変だなと思い、福丸を持ち上げてみてもグッタリしてます。
もはや電話している場合じゃありません。
店 長「福、吐け!」
と、後ろ足を掴んで上下逆さにして揺すってみたのですが、福丸から反応がありません。
背中を激しくバシバシ叩いても動きません。
次に口をこじ開けると、喉の奥に白い物が詰まっています。
こんな時は、焦って滑って取れないんですよね。
軟骨を喉から何とか取ると、福丸は生き返りました。
この後ですよ、コイツが大暴れしたのは…。(だから覚えています)
「無事で良かった、良かった」では終わらない福丸
この後、懲りずにまだ軟骨を狙っているんですよコイツは。
ゴミ箱に捨てても、ゴミ箱に何度も体当たりして。
手段を選ばずに軟骨を手に入れようとする福丸。
店 長「お前ってヤツは…ダメだ!!」
福 丸「(凄く不満そうに)ワンワンワンワンワン!」
店 長「ワンワンじゃない!ゴミ箱を漁るな。お前、育ちが悪い(育ての親の発言)」
確実に手の届かないところに軟骨を持っていかれると、福丸がまさかの行動に。
いきなりリク(チワワ)の小屋に突進して
1.小屋が吹っ飛ぶくらいの体当たり
2.小屋の真上に飛びのって激しく何度もジャンプして踏みつける
3.小屋をくわえてブンブン振り回し、壁などにバンバンぶつけて壊す
4.壊れた小屋の上に飛び乗って、オシッコをする
5.最後は店長の足元に来て、足にオシッコを引っかける
唖然としている店長を傍目に、憂さ晴らしに満足したのか悠々とソファーに登り、昼寝を始めた福丸。
店 長「どうしてくれようか、コイツは…」
と、ここで書けないような妄想が頭をよぎります。
誰のおかげで命拾いしたんだと。
事件に巻き込まれたリクはその日を境に家を失いました。
その日からジョーと同居です。
ホント、やってられなかったですね、この頃は。