HOME > 福丸劇場【第7話】
福丸劇場【第7話】
福丸との散歩 -前半-

▲今でこそ散歩好きの福丸
現在の散歩ペース
朝(AM4:00〜11:00のどこか)
夜(19:00〜1:00のどこか)
時間 1日2回各40分(夏場は30分)
福丸からの散歩を促す行動
散歩の時間が近づいている時
店長の周囲をウロウロしながら必要以上に存在をアピールしてくる。
店長が散歩を忘れてソファーにいる時
1.隣に座って、ジワジワとにじり寄ってくる。
2.周囲のものをなぎ倒しながら玄関まで全力疾走し、リード(散歩用のロープ)をくわえて戻り、店長の膝の上にリードを置く。
店長の帰りが遅く散歩を待ちわびている時
玄関のドアを開けると、リードをくわえて待機している。
忘れもしない2019年1月1日の夜
いつものように夜の散歩中に、信号待ちで福丸に
店 長「座れ」
と、言うとストンとお座りして待機し、信号が青になり
店 長「よし」
と言うと、福丸は立ち上がりスタスタスタと横断歩道を渡るその時です。
通行人「かっこいい! すごいねぇ、いや、本当にかっこいい」
と、見知らぬ人に言われるまでになりました。
そうです。
今、店長はいかに福丸を躾けたかの自慢話しをしています。
いつも完璧ってわけじゃないんですけどね。
こうして道行く人々をうまく騙しながら、近所を練り歩いている福丸と店長です。
ここまでが本当に大変でしたね。
ついに散歩嫌いだった福丸との散歩が始まる
最初は「ただ道を歩くだけ」が出来なかった福丸です。
家族の誰が行ってもダメでして、すぐにその場に座り込んでしまいますから。
「そして誰も散歩に連れて行かなくなった...」
ではダメなので、毎日何とか連れ出していました。
最初は世間が怖かった福丸
初日から約1ヶ月半位はまともな散歩になりませんでした。
玄関のドアを出ると同時に家に入ってしまう福丸です。
犬語が話せない店長でも
福 丸「行きたくない…」
と言っているのが分かります。
何とか引きずって外に行くと、確実に1分以内にその場に座り込んで動かなくなります。
毎日毎日これの繰り返しです。
こっちも嫌になりますよ?
1ヶ月半位このやり取りが続きました。
大自然で育っていた福丸
福丸は我が家に来るまでの生後2ヶ月、生まれ育った環境が大自然だったんですよ。
だから、車が多く走っている我が家の近所が、福丸には恐怖だったのかも知れませんね。
奥さんに無理やりやらされた「社会化」は意味が無く、騙された感が満載です。
もう、本当にも困りまして。
仕方ないので、息子に一緒に行ってもらったんですよ。
それでも乗り気じゃない福丸です。
さらに、息子の犬のリク(チワワ)も一緒に行きだして。
それでどうにか歩くようになりました。
それでも1日10分も連続して歩けなかったです。

▲今も昔も川では大変元気な福丸
面倒な犬が来たなと、心底思いましたね。