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追加注文のお客様は「迷惑なやっかい者」ではありません。
「約束を守る」「やっかい者」とはどういう意味か?
この1年ほど(2023年時点)当店でお作り下さったお客様からお聞きするのは、
今まで1枚〜数枚の追加注文(再注文)を受けていたプリントショップが一方的に「今後はお受けできません」 「音信不通」 などです。
なぜか?
円安、賃上げ、人手不足から人材確保のための人件費上昇、全ての原価の上昇(インフレ)により小枚数は利益が出ない(採算が取れない)からです。
1枚も100枚も準備、片付けの手間は同じです。
結果、小枚数のプリント代を、従来より約6倍上げる(当店調べ)などの状況になっています。
試しに当店の受注中のお客様の注文1枚約1500円で試算すると、追加注文が1枚約8,000円+送料になりました。
また、価格表から小枚数の金額を消す、別途見積の表記に変わるなども確認しています。
円安、人手不足、賃上げ等からくる状況が状況なだけに、これが悪いという訳ではありません。
同業者の発言
ですが、以下のような発言を店長の目の前で言い放った業者もいます。
大手同業者幹部と面会した時の発言
「あいつらがうっとうしい!(小枚数の注文)」
「たかがこの程度の枚数(数十枚〜100枚)でプリントカラーを2パターンに分けろとか、いい加減にしろ!」
このような暴言を目の前で言い切りました。
この発言も理解できます。
薄利多売だと1件の注文の利益が少ないので。
この業者とは2020年のコロナ前にお会いしました。
2度と会うことはないと思います。
全ての業者がそうというわけではないと思いますが、所詮これが売る側の本音です。
幹部がそうなら組織全体が汚染されていると予想されます。
2020年時点で既にこのような状況です。
インフレ、円安、人手不足が加速している現在(2023年時点)なら、もっと状況は悪化していると予想されます。
なぜ当店は1枚からの追加注文を受け続けるのか?
2010年12月24日に開店した時、当店がお客様と約束した事だからです。
当店が開業以来このサービスを続けているのは、 「誰のおかげでやっていけているのか?」
当店が勝手に行なっているだけで、別に正しいとも、偉いとも思っていません。
いつもありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
ぷりん太